「筋膜リリース」本当に効果があるのか?
「筋膜リリース」とは・・・筋肉は膜で覆われていて、膜が硬くなるとか日頃の姿勢により硬くなり、硬くなった膜を伸ばしたりゆるめたりすること
筋膜自体は実際硬くなったり痛みの神経がある為、筋膜だけに問題がある場合はその効果が得られるのではないかと
ただ筋膜だけに問題があるということはほとんど考えにくく、硬くなった筋膜をゆるめるだけでいいのか…
「筋膜リリースをしても良くならない」という方が私の師匠の治療院に多く来られていますが、硬くなる要因を知ることが大事であると師匠は言われます☆
「硬くなってるから痛い」という説明をされている治療院が多いようですが、「痛みがあるから防御するために硬くなる」といのが師匠の見解で痛みの原因を探る事が大事であるという事になります
痛みが存在しないと硬くならない為、硬くなった筋膜だけにコミットするのではなく痛みの原因を治さないと治らない
なので「筋膜リリースをしたけど良くならない」方がたくさん来られるわけですね(^^;)
私が研修で教わった中に「筋膜リリース」という項目はなく、胸膜のツッパリ感を取り除く技法で今も施術をしており来ていただいている方の中で、脊椎を中心に左右の幅が明らかに違うぐらい片側の筋膜がきゅっと硬く縮まっている方も施術後には左右の差がほぼなくなるほどゆるみますが、筋膜にコミットして過剰な伸縮をおこなっているわけでもなく結果がでます☆
上肢の動きにくい角度や向きがどこなのかを探り、それによって肋骨の何番目にポイントを置くかが探れるとあとは強く引っ張ったりグリグリ動かしたりしない、ちょっとした牽引を行うとスパズムが取れて筋膜がゆるみツッパリ感がなくなってます
私は師匠や師匠のところの研修員さんたちのように理学療法士の資格はないので運動学は軽く看護学校で学んだから理屈が理解できる、だけど専門用語はほとんどわかりません(^^;)
専門用語を覚えるよりも技術をしっかり学んで今結果をどんどん出しております(^_-)-☆